2008年09月27日
ちょいテク03:裏技!?で、超薄膜作成
さて今回は、裏技・・・というか、隠しパラメータを使ったテクニックを紹介します。
制作物の分野によっては非常に有効な加工テクニックですが、ビューワーのバージョンアップによって
この機能(というか、表現処置)があっさり消え去る可能性もあるので、心して利用して下さい^^;
(個人的にはヒュージプリム・マイクロプリムより消える可能性は高いと思っています><)
この技が適用できるのは以下の3つのプリムです。

立方体(ボックス)・円柱(シリンダー)・三角柱(プリズム)の3種類です。
あれ? 三角柱なんてあったっけ? と思った方、実はこれも隠し機能・・・というか、没プリムの残骸・・・というかw
新規REZ画面の4番目、

この4面体というのが変装した三角柱の姿。4面体のテーパーを2つとも0にすると正体を現します^^;
普通にREZ出来ない理由は不明ですが、

この通り、パスカットを適用すると、切断面がかなりいびつに変化していきますので、
この辺りに正規採用にならなかった要因があるのかも知れません。
本題の隠しパラメータですが、それはなんと、「さざなみ」です。

そう、球体に適用できる変形パラメータですね。
このさざなみの値が、示した3種のプリムにひそかに適用されるのです。
ではさっそく、最初の写真の真ん中、円柱(シリンダー)に適用してみましょう。

選択して、一旦球体に差し替えます。最初に球体をREZしてもOKです。

向きが変ったように見えますがきにせずに続けます。
円柱(シリンダー)に戻すと向きは変らずに維持されています。

そしてさざなみのE(終端:End)を10.0から5.0に変更します。
そして、プリムタイプをまた円柱(シリンダー)に戻します。

するとどうでしょう。サイズの数値(初期値なら0.500m:50cm)は変っていないのに、
見た目の大きさ(高さ)が半分になりました。
何故こうなるのか、原因は不明です。おそらく、変形パラメータとして、最初はさざなみが
あったのではないかと思われます。それが、最終的に不採用となったけど、表示する
処理部分のさざなみを考慮したながれがそのまま残っているのではないかと推測しています。
選択中の円柱(シリンダー)を引き延ばしモードで眺めると、扱われ方が判明します。

見た目は高さ半分(25cm)ですが、引き延ばしモードで識別されている大きさは50cmのままです。
ある意味、スカルプト的と言えるかも知れません。見た目の大きさと識別される大きさが違うという部分は・・・
さざなみとして与えられる値は、
・S(始点:Start)が0.03以下なら、E(終点:End)の最小値は0.5
・E(終点:End)が9.97以上なら、S(始点:Start)の最大値は9.5
・それ以外なら、数値を手入力すれば最小の幅は0.02
となっています。この値は%(百分率)ですから、1cmの高さならば、最薄表示としては0.2mmという事になります。
0.2mm厚のプリムなんてそうそう必要ないでしょうが、ミリメートルベースの大きさならば、腕時計とか宝飾品などで
テクスチャーに頼らずきっちり作り込みたい場合には、有効かも知れません。
幅奥行きもパスカットや中空で削ればかなり小さくできますしね^^
とりまわしに慣れれば、位置合わせもそんなには難しくありませんが、
くれぐれも、隠しパラメータという事をお忘れ無くヽ(;´Д`)ノ
あと、確認していませんが、LSLでの当り判定(collision系など)も、正常な動作の保証はありません。
ちょいテクというよりは・・・完全に裏技・・・だったかもw
ではまた~
制作物の分野によっては非常に有効な加工テクニックですが、ビューワーのバージョンアップによって
この機能(というか、表現処置)があっさり消え去る可能性もあるので、心して利用して下さい^^;
(個人的にはヒュージプリム・マイクロプリムより消える可能性は高いと思っています><)
この技が適用できるのは以下の3つのプリムです。

立方体(ボックス)・円柱(シリンダー)・三角柱(プリズム)の3種類です。
あれ? 三角柱なんてあったっけ? と思った方、実はこれも隠し機能・・・というか、没プリムの残骸・・・というかw
新規REZ画面の4番目、

この4面体というのが変装した三角柱の姿。4面体のテーパーを2つとも0にすると正体を現します^^;
普通にREZ出来ない理由は不明ですが、

この通り、パスカットを適用すると、切断面がかなりいびつに変化していきますので、
この辺りに正規採用にならなかった要因があるのかも知れません。
本題の隠しパラメータですが、それはなんと、「さざなみ」です。

そう、球体に適用できる変形パラメータですね。
このさざなみの値が、示した3種のプリムにひそかに適用されるのです。
ではさっそく、最初の写真の真ん中、円柱(シリンダー)に適用してみましょう。

選択して、一旦球体に差し替えます。最初に球体をREZしてもOKです。

向きが変ったように見えますがきにせずに続けます。
円柱(シリンダー)に戻すと向きは変らずに維持されています。

そしてさざなみのE(終端:End)を10.0から5.0に変更します。
そして、プリムタイプをまた円柱(シリンダー)に戻します。

するとどうでしょう。サイズの数値(初期値なら0.500m:50cm)は変っていないのに、
見た目の大きさ(高さ)が半分になりました。
何故こうなるのか、原因は不明です。おそらく、変形パラメータとして、最初はさざなみが
あったのではないかと思われます。それが、最終的に不採用となったけど、表示する
処理部分のさざなみを考慮したながれがそのまま残っているのではないかと推測しています。
選択中の円柱(シリンダー)を引き延ばしモードで眺めると、扱われ方が判明します。

見た目は高さ半分(25cm)ですが、引き延ばしモードで識別されている大きさは50cmのままです。
ある意味、スカルプト的と言えるかも知れません。見た目の大きさと識別される大きさが違うという部分は・・・
さざなみとして与えられる値は、
・S(始点:Start)が0.03以下なら、E(終点:End)の最小値は0.5
・E(終点:End)が9.97以上なら、S(始点:Start)の最大値は9.5
・それ以外なら、数値を手入力すれば最小の幅は0.02
となっています。この値は%(百分率)ですから、1cmの高さならば、最薄表示としては0.2mmという事になります。
0.2mm厚のプリムなんてそうそう必要ないでしょうが、ミリメートルベースの大きさならば、腕時計とか宝飾品などで
テクスチャーに頼らずきっちり作り込みたい場合には、有効かも知れません。
幅奥行きもパスカットや中空で削ればかなり小さくできますしね^^
とりまわしに慣れれば、位置合わせもそんなには難しくありませんが、
くれぐれも、隠しパラメータという事をお忘れ無くヽ(;´Д`)ノ
あと、確認していませんが、LSLでの当り判定(collision系など)も、正常な動作の保証はありません。
ちょいテクというよりは・・・完全に裏技・・・だったかもw
ではまた~